令和5年(ウサギ年)新春を迎えて
皆さん、明けましておめでとうございます。
新年を迎えて、また今年も頑張ろうと気持ちを新たにされている方も多いのではないでしょうか。
田口道場も、埼玉県・草加松原の地に2003年10月に開設してから今年で20年になります。
よくぞここまで続いたな、というのが私の本音でもありますが、これもひとえに、多くの会員の方々の支えあっての20年だったと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、世界は未だコロナ禍の中にあり、10周年・15周年の時と同様に周年行事を開催するかは未定ですが、合宿・懇親旅行など含めて、今年も楽しく・明るい・礼節をわきまえた道場を目指して、皆様方と共に精進していきたいと思う次第であります。
また、近年では初段から四段・五段まで沢山の有段者が輩出されてきて、道場そのものも充実してきていると感じる所でもあります。
特に、学生さんも含め若い方々には元気良く、また、私も含めた高齢の方々には無理のない稽古で健康維持・健康増進に励んで頂く形で、本年も張り切って参りましょう。
令和4年(トラ年)新春に
新しい年、明けましておめでとうございます。
寒いお正月でしたが、道場生の皆さんお元気で、きっと良いお正月を迎えられた事と思っています。
いつ収束に向かうのかと思われたコロナウイルスも、3年経っても相変わらずの様相で、正直辟易気味の方も、私同様多いのではと思ったりしています。
幸いにも合気道の専用道場が、草加松原道場、竹ノ塚道場、東大宮道場と、3ヵ所ある事で、マスク着用・消毒等の充分な感染対策の上で、稽古を続けられている事に感謝しております。
誰が申したか分かりませんが、人が生きていく要諦に“1に体力、2に気力、3、4が無くて、5に知力、そして最後に人間力”と、なかなか含蓄ある言葉だと思っています。特に人間力とは、私の勝手な判断ですが、柔らかい、暖かな心根で、人と人が交流できる強さ&能力ではないかと思っています。私もいいシニアになって、合気道の稽古の中に、上記の含蓄ある言葉のほとんどがヒントに入っていると感じる昨今です。
田口道場も今年で創立19年目になります。多くの会員の皆さんと、今年も楽しく、元気良い道場を目指して、私もさらに精進していく所存です。皆さんと一緒にコロナに負けず、素晴らしい良い一年にしたいと思っています。
令和3年 初春を迎えて
新春を迎え、道場生の皆さんお元気のことと思っております。
寒い毎日が続いており、北日本では大雪との情報であり、雪のほとんどない関東地域のありがたさを、毎年ながら実感いたします。
又、ご存じの通り、新型コロナウイルスやらで、世界中が100年に一度に匹敵する位との、大戦争状態で、大混乱に見舞われています。
見えざる敵であるが故に、始末におえませんが、今は個々人ベースで最大限防御できることをやっていくしか、当面良策はなさそうです。
田口道場も、マスク着用、手洗い消毒、道場の消毒・換気等々、可能な限り留意して、稽古は継続して日々行っております。
そして、年末の昇段審査および年始の本部道場の鏡開き式(推薦昇段)では、初段/1名、弐段/3名、参段/1名、五段/2名、合計7名が立派に昇段致しました。
必ずやこのウイルスも収束すると思っております。
大変な時期ですが、本年も元気良く、明るい道場で、道場生の皆さんの健康と体力・免疫力増進に寄与できるように、頑張っていく所存です。
令和2年 初春を迎えて
皆さん、明けましておめでとうございます。お正月は3ケ日ともに晴天に恵まれ、皆さん良い新年を迎えられたと思っています。
田口道場も今年で17年目に入ります。良くぞここまで続いたなとは、偽らざる私の心境ですが、多くの会員の皆さんの支えがあっての合気道道場だという事を、本当に実感致します。
巷では“人生100年”などと声高に言われ始めており、健康に関する情報が氾濫している様にも思われます。多くの大中小のスポーツジムやら、ヨガ教室等々が林立している様であり、“何か運動しなくては”との強迫観念にかられる方々も多いのでは、とも思ったりします。私も含め団塊の世代等の現役を退いたシニア世代の人達は、比較的元気な人が多く、何をしたら良いのか迷う人も多いのではと感じたりしています。
私の道場生達からは看板の“合気道道場”と言うだけで、結構敷居が高く感じられ、なかなか入会するのに勇気が要るとの指摘もあります。・・・何か良い知恵があったら、是非教えて頂きたいと思ったりしています。・・・
ただ、入会して週1~2回のペースでも、1~2年位稽古を続けている会員達からは、長年悩まされて来た偏頭痛が完治したとか、肩こり、首の痛み、腰痛から解放され、体が軽くなった等々の話を聞くと、道場長としては、非常に嬉しく、道場を続けてきた甲斐があったなと感じます。
私の道場では、1回の稽古の1時間半の内に、準備体操に、20分程度充分時間をかけて稽古に入ります。私自身が色々試行錯誤して作り上げた、肩甲骨を緩める動作とか、腰割りスクワット・四股立ちよりの肩入れ体操等々取入れ、特にシニア世代の人達には無理のない稽古を行っております。 又、合気道の最大の良さでもある、他の運動体系にはあまり見られない、柔らかな前受身・後ろ受身があります。これら畳の上で転がる事が、体全体の代謝機能を大きくアップしている事は間違いないと思っています。
是非合気道を健康法の一つとしても、多くの方々におすすめしたいと考える次第です。
本年も、子供クラスの小さな子供さんから、中・高・大学生、一般そしてシニア世代まで多くの会員の皆さんと、合気道の素晴しさを、明るく、元気よく楽しんで行きたいと思っております。
平成30年 初春を迎えて
皆様、明けましておめでとうございます。良い御正月を迎えられた事と思っております。
御正月のテレビ番組で、毎度お馴染みのグルメ・料理番組、旅番組、クイズ番組、お笑い芸人と称する人達の誰を相手にしているか分からないような勝手で賑やかな番組等々観ながら、世界約200ヶ国の中でもこれ程平和・安穏そうに感じる国はまず無いのではと思ったりしていました。
世界は今年もますます不確実・不透明・混沌化して、難しい時代になっていくであろうとの多くの識者の意見のようです。
片や科学分野では、日進月歩の凄まじい早さで各々の分野で進化しているようで、我々団塊の世代が幼い頃憧れたテレビ番組の〝少年ジェット〝 〝まぼろし探偵〝 〝月光仮面〝などで観たトランシーバーが、今や国民誰しもが持つスマートフォンに進化し、自動車は近いうちにボタンひとつで目的地に着ける自動運転になっていくとの事です。
人類数万年の歴史の中で、我々人間は日が沈めば寝、日が出ずれば行動する、しかも手足を使い五感を研ぎ澄まして体を動かし、活動してきた根本がここ数十年の間で大きく崩れようとしているのかもしれません。このような時代に、我々個人はどのような生き方をすれば良いのか、なかなか難しい問題かもしれません。
ただ、人が人として、しっかりとした座標軸を持って生きていくには、まず健康体である事に尽きるのは言うまでもありません。
合気道開祖である植芝盛平翁先生が今のような時代を予見していたかどうかは定かではありませんが、継続すればする程お互いの体力向上・気力向上に繋がる合気道の素晴らしさを実感する昨今です。
最後に。
A&P合気道田口道場は、今年の秋に15周年を迎えます。これも多くの会員の皆様方に支えてこられた御蔭であると深謝しております。
会員の皆様方、関係者の方々に御参集願って、演武会・祝賀会を行う予定です。
本年も合気道を通して大きな輪が広がるよう、楽しんで頑張りたいと思っております。